英語を習得したい、でも今からではもう遅すぎると思っていませんか？その歳からでは無理だろうと。

確かにSNSで英語について発信している方の多くは20代で、その華々しい活躍を見ると、すごいなぁと思う一方で

あれぐらいの年齢で英語を習得できなかった自分ではもう遅すぎるだろう、という諦めの気持ちも湧いてくる。

その気持ち、本当によくわかります。

でも諦めるのはまだ早いです。その前にこれを読んでください。

はじめまして。中島と申します。

実は僕自身もそう思っていました。もうダメじゃないかと。特に英語の習得には時間がかかる、というのは常識として頭ではわかっていましたから。

英語が使える方の多くは20代のうちに英語を習得しているのに、当時すでに30を過ぎており、しかも10年以上の長いブランクがある。

それまでに留学経験もない、英文科を出たわけでも、英語を使う仕事に就いているわけでもない自分に、英語なんてとても無理じゃないかと。

でも、33歳の時にやり直すことを決めます。

昔学んだこともほとんど忘れてしまったようなところからの再スタートでしたが、やり直してから最初の３ヶ月の集中特訓によって、ラッキーなことにTOEICで920点を取り（後に990点に）、そして３年かかりましたが、英検一級にも合格しました。

すべて日本にいながらの、独学でです。

そこまでの取り組みによって、「全く聞き取れない・話せない」ところから始めて、どうやったら本当に「使える」ところまでたどり着けるのか、がようやくわかりました。

そしてこの経験からわかったこと、それは、

英語を聞き取る力、話す力をつけるのに、外国人と会話する必要はない、ということ。

実際自分のケースでは、一級合格まで一切外国人の手を借りず、すべて一人でやりました。

手を借りなかったどころか、外国人と会話した経験すらほとんどありませんでした。

なんでそうやって一人で勉強したかというと、それはもともと自分が究極の人見知り、緊張しいだからです。外国人に対する恐怖心すらありました。

だから会話に臨む前に、まずは自信を持って会話に対応できるだけの力を高めよう、と勉強した、

そうしているうちに英検一級に合格できるほどの力がついていたと。

英語を聞き取る力、そして英語を話す力は、ひとりでも十分に鍛えられる、

というよりむしろ一人の方が効率よく鍛えられるのです。

もし英語をやり直した時に、多くの方がやっているような「オンライン英会話でいきなり会話を」、という方法を選んでいたら、３年で英検一級までたどり着けていたかというと、おそらく無理だったはず。

なにより３ヶ月でTOEIC 900点超えなんて、「絶対に」無理だったでしょう。

人見知りの緊張しい、だったことがかえって幸いしたわけです。

いきなり「会話」の難しさ

「会話」というのは実戦の場です。

例えば全くのボクシングをやったことがない、という人がいきなりスパーリングに臨んでも、一方的にパンチを打たれて終わりでしょう。それでもう嫌になってしまうかも知れません。

それよりも、まずはパンチの基礎、防御の基礎を学び、そしてそれを繰り返し練習してそれらのスキルが身についてから、リングに上がる、というのが順番ですよね。

つまりパンチや防御などのスキルを身に付けるのは、リングにいる「以外」の時間なんです。

英語も一緒。話す力・聞き取る力もない段階でいきなり会話に臨んでも、相手が一方的に話して終わり。まぁボクシングと違って殴られないだけマシですが、それでは力はつきません。

話す力・聞き取る力を高めるのは、会話をしている「以外」の時間なんです。

つまり相手がいない場面で、自主トレをどう進めるか、ここで決まるのです。

自分が成功したのは、この自主トレをひたすらやっていたから。

そうしているうちに、会話に対応できるだけの話す力と聞き取る力がいつの間にかついていたと。

ただし、そうして力を高めるためには「正しく」勉強する必要があります。

ではここから、「正しく」勉強するためにぜひ知っておいていただきたい「本質」の部分のお話をしていきますね。

リスニングの因数分解

まずは、どうやったら効率よくリスニングの力を高めることができるのか、そこをお伝えするために、英語を「聞き取る」という作業を分解してみます。

英語を「聞き取る」ためには

１，まずは英語の音を耳でとらえて

２，その音の情報を数秒間覚えておく ← 一瞬で消えたら、聞き取りどころじゃないですよね

３，その音がどんな単語からなっているか、を分析する

（例）「プリロン」のように聞こえたものの正体が put it on かな？と推測

４，それぞれの単語にまつわる情報（意味など）を記憶から検索

５，単語を並べてできた、フレーズや文、という単位でも意味を取る

６，その会話が行われている状況なども考慮して意味をとらえる

（例）board は「板」ですが、それが学校の中で使われたものなら「黒板」かもしれませんし、あるいは「委員会」という意味にもなります。

このように、一口に「英語の聞き取り」といっても、実際には、これだけ複雑な作業を頭の中でこなしている、ということになります。

それを一瞬で。

ですからリスニングを鍛えよう、とむやみに英語を聞きまくる、というのは実は効果が薄くて

それよりもこうやって「英語の聞き取り」を、一つ一つ必要な作業に「因数分解」する。

そうすればそれぞれの段階をどうやって鍛えればいいか、が見えてきます。

例えば（３）の，「どんな単語からなっているか、を分析する」

という段階は、どれだけ単語の知識が頭に入っているか、がものをいいますよね。知識は多ければ多いほどいい。

ただしそれは「正しい音」で入っている必要があります。

もしカタカナ発音で頭に入っていたら、音で聞いた時に一瞬で自分の頭の知識と結び付けられない、そうなると、それはわからないままで通り過ぎてしまうこととなります。

ということは、もちろん知っている単語の量が多い、ということは前提になりますが、それだけでは足りなくて、「正しい英語の発音」で頭に入っていなくてはならない、という条件が加わるということ。

このように、こまかく因数分解することで、必要なことが見えてくるわけです。

そしてそれぞれの段階を鍛えて、それらのレベルが総合的に上がれば、英語は聞き取れるようになるのです。

スピーキングの因数分解

では今度はスピーキングについても同様に分解してみましょう。

英語を話すには

１，「これを話そう」というアイデア（初心者はもちろん日本語で浮かびます）

２，それを英語でどう言おうか考え（主語は何にするか、動詞は何でいくかなど）

３，必要な単語・表現を記憶の中から引っ張り出し

４，英語のルールにのっとって組み立てる

５，必要な文法の処理も加えつつ（主語に応じて動詞に s を付けるなど）

６，英語の発音で口から出す

こちらもかなり複雑な作業ですよね。

で、日本人にとって一番難しいのは、（１）の最初に浮かんだ日本語のアイデアを（２）どういう英語で言おうか、と考えること。

多くの方は、この日本語→英語の変換作業に手間取ってしまい、何も口から出てこないのです。

ですからよく「シャドーイングがスピーキングのトレーニングになる」という人がいますが、シャドーイングで鍛えられるのは主に最後の（６）英語の発音で口から出す、段階です。

ここがどれほどスムーズになろうと、肝心の言いたいことを英語にする、という「組み立て」の段階に問題を抱えていては、何も口から出てきません。

それは工場が稼働していなくて何も生産できていないのに、流通のシステムだけを整えるようなもの。

ですから、シャドーイングがスピーキングのトレーニングになる、というのは、発音がスムーズになる、という点ではそうですが、実際には効果は薄いのです。

このように、「聞き取る」「話す」を細かく分解してみることで、上達のために本当に必要なことが見えてくる、というわけです。

そうして、それぞれの段階に「直接効く」トレーニングを積み、それぞれのレベルを上げることで、総合的に力が高まり、英語が「使える」ところに近づいていけるんだと。

例えば筋トレでも、今やっているトレーニングがどの筋肉のどの部位に効いているのか、を意識しながら取り組むことで、その効果が高まるそうですが、

英語も一緒で、ただやみくもに取り組むのではなく、こうして力を向上させるために何が必要かを知って、それに直接効果があるトレーニングを積むことで、遠回りすることなく直線的に英語が「使える」ところに近づいていけるのだということ。

メソッドの有効性の検証

ただ、ここまで読まれても、こうして英語で大きな成果をだすことができたのは、もともと英語が得意だったからだろう、と思われる方もいらっしゃるでしょう。

確かに、自分のケースでは浪人してまで勉強しましたので、その意味では学生時代の「勉強の貯金」はかなりあったと思います。

→ それでも話すことも、聞き取ることもできずに諦めたわけですが

ともあれ、だからこそ、そういう「貯金」がまったくない言語で、自分のメソッドの有効性を試してみようと考えました。

生まれてからそれまで触れたこともないスペイン語で、同じやり方で本当に使えるようになるのか。

もしそれが可能なら、学生時代の「英語の勉強の貯金」額が低い、という方の助けにもなれるでしょう。

さらに言えば、実はこの挑戦にはもう一つ意味がありました。

それは、「やり直して３年で英検一級」と言いつつ、そこまでに随分な遠回りをしてきた、ということ。

特に、話せるようになるまでにはとても苦労して、２年半ものトレーニングを積んだ結果、それがまるっきり的外れで、話す力は以前より落ちていた、というとんでもない失敗もありました。

そもそも、中学の英語の授業から始まり、浪人までして大学に入り、その後も勉強を続けましたが、その約10年に及ぶ勉強の末、英語を話すことも、聞き取ることも出来なかったわけですから。

ですから、自分がやってきた試みの中で、うまくいかなかったものは一切省き

「会話ができる」というゴールから振り返ってみて、そこにたどり着くまでに有効だったこと「だけ」に集中して取り組めば、

使えるまでの道のりは大きく短縮できるんじゃないだろうか

そうして３ヶ月、スペイン語に取り組んだ成果がこちらです（ただし10分近くありますので、全部見る必要はありません、ちらっとだけでもどうぞ。右下の四角いアイコンをクリックすれば、字幕も出せます）。

いかがでしょうか。今から見直してみると、全てのＲの音が強いとか、表情が険しいとか（笑）← 話すことに頭をすべて使っていて、表情にまで気を配れていません

などの反省点はあるものの、それでも10分近くスペイン語で一人で話し続けています。しかも途中で大きな間を作ることもなく、かなり流暢と言っていいんじゃないでしょうか。あなたは英語でこれができますか？

そして聞き取りについても、自分で話せる話題についてはある程度理解できる、というところまで持っていけていましたので、

その意味では、なんとか「会話ができる」ところにまでたどり着けた、ということ。完全にゼロから、たったの３ヶ月で、です。

ちなみにこの時45歳です。もう「遅すぎる」なんて言い訳できませんね。

やり方さえ正しければ、いくつからでも、３ヶ月でこのレベルに到ることも可能だということ。

想像してみてください。３ヶ月後、こうしてスラスラと英語を話しているご自身の姿を。

「使える」までの道のりの短縮

英語の場合は、ようやくこの会話ができる、という「スタート地点」にたどり着くまでに、中学でスタートした時から数えると、勉強をした年月だけで数えても約12年かかりました。

それを３ヶ月にまで短縮できたということになります。

この違いはとてつもなく大きいですよね。

だってここまで持っていけば、後は人と会話をすることで成長させることができるのですから。

実際にこの後スペインを旅しましたが、そこではこのスペイン語を使って現地の人と触れ合うことで、旅は忘れられないものとなりました。

ほんの３ヶ月前までは、人生に存在すらしてなかった言語でです。

「会話ができる」というスタート地点に立つまでに

英語では12年

スペイン語では３ヶ月

このように、同じ人間が同じ努力をしても、「どう進めるか」によって得られる成果はとてつもなく違う、ということがよくお分かりになると思います。

そしてあなたが持っている英語の知識は、僕がスペイン語を始めた時よりも絶対に上のはず。

ということは、３ヶ月しっかり頑張れば、あなたも英語でこれ以上に話せるようになる、ことだって可能だということ。

最速で英語を習得する方法

英語に関して発信している方は多いですが、自分のメソッドの正しさを証明するためにここまでやった人間というのは、おそらく僕一人だけだと思います。

だからこそ、「ゼロから『最速で』英語が使えるようになる方法」をお伝えできるわけです。

ただし、当たり前ですが、ラクラク簡単とはいきませんよ。

たとえ数ヶ月でも「全力で」ぶつかることが必要です。でも、たった数ヶ月で人生が変えられるなら、全てを賭けて取り組む価値はあると思いませんか？

ではどうやったら本当に英語が使えるところまでたどり着けるのか。

それを２時間の動画にまとめました。

自分がやり直してからここまでに15年以上の年月をかけて追求してきた、「どうやったら『最短距離で』英語が使えるようになるか」の答えです。

お伝えすることは机上の空論ではなく

自らの成功と失敗の経験の中から分かったこと、それから外国語学習に関して、これまで読んできた数百冊の本から学んだこと、そしてカナダでTEFL（英語教授法）の資格をとる中で知り得たこと、さらにはこれまで100人以上の方にお教えする中で発見したこと

その中で実際に役立ったこと「だけ」です。これを２時間にギュッと凝縮してお伝えします。

さらに言うと、ここでご紹介するトレーニング、そのほとんど全てが１人で進められるものばかりです。

どうやったら外国語を効率よく習得できるか、ということの解明に情熱をかけてきた男が15年かけて見つけたことを、あなたは家にいながら２時間で全部知ることができるのです。

それはどれほどの価値があるでしょうか。

この全12本、約２時間の動画講座で学べるのは以下のことです。

ここまでの経験から自信をもって言えること、それは「外国語は大人になってからでも、日本にいながらの勉強でも身につけられる」ということ。

ただし、そのためには「正しく努力」することが必要です。

ではその「正しい努力」とは何を指すのか。

知りたいという方はこちらからどうぞ。